2016年5月10日火曜日

BRM507丸岡300km(実走編)

前回の装備で、丸岡、300kmへ参加してきました。

ブルベに参加するようになって、3年目ですが、あまり真面目ではありません。年に1回の参加です。

今年は300kmへチャレンジしようと思っていて、どのブルベにしようかと考えましたが、昨年とお世話になった丸岡(200km)を出発・ゴールとする今回のコースを選びました。

朝の3時に起床。前の日の夕方に、自転車、その他の荷物を積み込んであるので、身支度のみで出発できました。嫁さんと、次女が同伴してくれました。京都東ICから福井ICまで高速道路で一気に進みました。福井駅前で二人を降ろし(ホテルに荷物を預けて、金沢へ行く計画のようです)、集合場所へ行きました。

小雨がちらほら降る中、受付を済ませ、記念品!500円のバッヂをいただきました。これで、完走できなくても、参加した証にはなりますね。
ピンバッヂ。フロントバッグにさっそく取り付けました。


スタートしてしばらくは、丸岡200kmと同じコースを進みます。
小さめの峠を越えるのですが、そこに行くまでに、すでに20人くらいに抜かれました。
雨も止んできたので、ウィンドブレーカーを脱ぎました。
私にとっては、かなりの激坂区間です。

トンネルを越えると、石川県加賀市。山中温泉でありました。ここまで20km、雨脚が強くなり、再度ウィンドブレーカーを着込みました。路面からの跳ね上げも強くなり、シューズが濡れてくるのがわかりました。ビニール袋を履こうかと思いましたが、もう遅いかと思い、そのまま。結局、上がったのは1時間くらい走って、粟津温泉に入ってからです。温泉街の中でトイレを見つけ、ついでに休憩。嫁からのLINEで、なんと、金沢、朝から、金箔入りの海鮮丼!!
手前の海鮮丼は嫁さん。奥のイクラ丼は次女。
それなりに楽しんでいるようです。

あわづ温泉を抜けて、小松市へ突入。車の通りの少ない道です。ちょっと回り道のコースになっているのですが、Qシートには(パーラダーイス)とあります。
ハニベ岩窟院。中に入れるようですが、私には、そんな余裕もありません。

ここからは、プチヒルクライム。いつ終わるとも知れず、北陸先端技術大学の横を抜け、S字の下りを終えて宮竹の交差点を右折です。手取川を渡り、北鉄石川線の踏切を越えます。
途中の工事区間を抜け、PC1のローソンへ到着。レシートは10:03。1時間13分の貯金。こんなに溜まっていたとは思いませんでしたが、まだまだ、先は続きます。


金沢市、山側環状道路。片側二車線で、今までとは違って交通量が多いです。信号も多かったです。ストップ&ゴーの繰り返しでした。そして、田上町交差点。ここを二段階右折して、本日の最高到達地点、医王山の途中のロッジへ向かいます。

途中、イワナの生け簀があり、この区間最大の傾斜度。足をついてしばしの休憩。
いわな、ヤマメ?マス?1匹300円です。焼き魚定食にして食したい。

そして、最後の1.2kmで100mの平均斜度10%あろうかという坂を登って行きました。足をつくこと数回、ジグザグ運転すること数回です。折り返しの方達には、あと少しです!と声をかけていただきましたが、みんな、あとすこし!と言われるので、心の中では、「どこが、少しやねんと」思ってしまいました(ごめんなさい)。
この日の最初の苦悶表情。
自撮りするくらいの余裕はあったのね。

スタッフT田さんにチェックをいただき、コーラもいただき、下りの区間に入ります。
晴れていれば、絶景でしょう。下り始めて、すぐの休憩となりました。

医王ダムのところで再度のヒルクライム。ここで100kmを超えました。下りを進んで、まっすぐ道なりに目指すはPC2。
貯金は57分。

レシートは13:11着。塩分補給にトマトジュース。いくらのおにぎり。チキン照り焼き。美味しかったです。

さて、倶利伽羅峠をめざします。小さめの峠を越え、北陸道の小谷部ICを超えていきます。
オートランド小谷部の交差点を左折し、いよいよ、ゆっくりですが、登りが始まります。
本格的には、突き当たりを左折したところから。
二人のランドヌールに追い越されています。

ほぼ、全行程でこのヒルクライムは激坂。途中で3回くらい足を着き、押して歩いたことも(内緒)。終点が全く見えないのが辛かったです。

木曽義仲の火牛の計。

牛さんは2頭。

先ほど私を追い越して行かれた方、私を追いかけて登ってきたご夫婦のお二人にご挨拶。
夫婦で300kmとは凄い方がいるもんだと思いました。

ここからは下り!と思いきや、最後に少しだけ登らねばなりません。降りる方向を間違えないようにね。そして、下りきって、あいの風とやま鉄道線の倶利伽羅駅で記念撮影。
ルートを外れても、外れた地点へ戻って走ればルール上はOK。ショートカットはだめよ。

鉄道を超えて、北へ向かいます。
北陸新幹線、東京行きが通過しました。あっという間に通過、写真を撮る間もありません。

ここから30kmくらいは、アップダウンの続く区間です。最初のアップで、左の太ももが痙攣で激痛!ストレッチして、漕ぎ出し、痛みが辛いけど、漕ぐことによってのみ、治るのであります。

なんどもなんども、登っては下りを繰り返し、能登サンセットラインを通り、本日のほぼ中間地点のヒルクライム頂上で記念写真。
ここまで、ようきたな。
しばらくは下りをお楽しみ。
七尾街道、国道159号線へ合流です。片側2車線の走りやすい道路でした。

南からの追い風に乗って、30-35km/hで回せます。まじか!こんなにちょうしにのっていいんか??信号にも止まらず進めました。フロントバッグで見えているのは、酒井交差点まで。その先は次のページになるのですが、調子に乗ってしまいました。確認もしないまま、止まりたくない気持ちが勝ってしまって、道なりに進んでしまっています。赤信号停車して、地図を確認した時は遅かった。

バイパスをまっすぐ進まない!と書いてあります。うあ!
もっと早く気づきなさい!


およそ4km、無駄に進んでいます。正しくは、旧道、少し東側を並行して走っています。ショートカットして戻っちゃおうか・・・という思いが出てきましたが、やはり、ズルはいけません。四柳北の交差点まで戻り、正規のルートに復帰です。このルートが、また、バイパスとは違って、アップダウンがあって、なにげに、しんどかったです。

サイクルコンピュータの走行距離ではおよそ10kmの遠回り。前方に1人のランドヌールを発見しましたが、追いつくものの追い越せません。後ろから、二人の若者にパスされ、写真撮影のチェックポイントの中能登町役場へ。自転車乗りの人口密度が高い!
憲章をバックに写真をぱちり。


交差点を左折して、PC3へ到着。西向きに変わって、風が強くなってきました。
貯金は減って、38分。
千里浜で日の入り!の計画は断念しました。

おにぎり3個、テリヤキチキン(美味)、コーラ、水。
コーラとテリヤキチキンをその場で補給して、再出発です。ここからは、夕暮れとなり、目立つためにナイトモードへ変更です。

ヘッドライト・ヘッドライトの尾灯、フロントのデュアルライトを点灯して、走行開始。
残りは125kmです。

七尾線の踏切を超えて、信号を左折しました。風はさらに強くなってきた印象です。
姿勢を低くして、風の抵抗を避けて踏ん張りました。金丸駅で七尾線と競争になりました。
赤い三両編成。あっという間に千切れました。
道なりに進み、猫の目交差点。まっすぐ行くと自動車専用道路(のと里山海道)なので、指示通り左折します。大川町北交差点を右折し、千里浜へ向かっていきます。
千里浜なぎさレストラン、明かりがついていました。到着は午後7時前。すでに暗闇が始まり、砂浜へ行ったことのチェック写真を撮影。このなぎさドライブウェイを走行するのですが(強い時はやめても良い)、真っ暗、街灯なし、ヘッドライトのみで走行しました。

風が強く、波も高々!これぞ、日本海だ。


700mくらいと聞いていましたが、出口がわからない。千里浜ICの看板があり、左折して向かいましたが、自動車専用道のようです。(後で確認すると、自動車道の下をくぐれるようです)

7kmくらいは走れると言われてましたので、どこかに看板があるやろう、行けるとこまで行ってみようかと、南へ進みました。途中、砂の柔らかいところではタイヤをとられ、数回の転倒の危機を踏み堪え、波と風の音に包まれながら、次第に日本海が恐くなり、早く出口を・・・の気持ちが出てきました。しかし、出入り口の看板はどこにもございませんでした。

防砂堤には、ところどころ、出入り口が開いています。ヘッドライトで見回しているうちに、ようやく気づきました。車が一台通れるほどの切り込みと言いましょうか。やっとの事で、抜け出して、舗装路に戻れました。そして国道249号へ突き当たり、206km地点です。残り100kmを切っています。2kmくらいはなぎさドライブウェイを走行したことになります。

ここから先は、本当に真っ暗闇で、写真を撮っても、ボケボケでした。

片側1車線の国道249号線。暗い。

215km地点を超えて、二ツ屋交差点を右折します。ここからは、再度ちいさなアップダウンの繰り返しになりました。街灯もなく、真っ暗でしたが、先ほどのご夫婦ランドヌールに追いつきまして、追い越していけるほどの差がない(言い訳)ので、後ろを走らせていただきました。上りでは離され、下りでは追いつきというリズムです。

230kmを超えて、セブンイレブンの交差点を左折してS字に下ります。県道8号へ入り、河北潟の橋を越えると、右手には金沢医大の電気が灯った明るい建物で、久しぶりに文明に出会った気持ち。

さらに道なりに進んで、北鉄浅野川線の踏切を超えて、ドン突きを左折して県道8号へ再度合流してPC4のセブンイレブンに到着しました。
ハルサメ・ワンタンのカップスープをゲット。

体が冷えてきているので、あったまりそうなもの。春雨・ワンタンのカップスープにお湯を入れ、先ほどのご夫婦としばし談笑させていただきました。トラブルなければ認定には間に合いそうですね。とおっしゃられ、お先に出発されました。休憩、短い!なぁと思いました。

カップスープに、PC3で買ったおにぎりを突っ込み、食べました。

残りは75km、平均20km/hで走行して4時間。休憩や信号で30分くらい。到着は、1時45分くらいかな?電池の持ちが心配だったので、前照灯、リアの両方を交換。
アマゾンのブラック充電池です。結果的には、これが正解だったでしょう、弱まることなく最後までしっかりと照らしてくれました。

県道8号線、広くて車にはいいのでしょうが、自転車で走ると、ほぼ全ての信号で赤に変わります。休憩にはなるのですが、気持ちは早ります。

赤土町交差点を二段階右折して県道25号線。すしべんというおいしそうなお店に引き込まれそうになりましたが、がまんです。
佐奇森西交差点を左折して、道なりです。ここでも、ちいさなアップダウンあり、最後まで、楽しませてくれます。
別名、しおさいロード。北陸自動車道の西側を並行して走ります。北陸道をくぐり、野本の交差点を右折、県道25号線。途中のサークルKに引き込まれましたが、補給するものもなく、PC3で買ったおにぎりを補給しました。

先行するランドヌールを追いかけるように続きますが、足が違いすぎます。ついていけない。

松本交差点で二段階右折の指示。曲がりますか?とたずねると、曲がります!をお返事。あわててキューシートを確認すると、確かにその通り。

美川ICを超えて260km地点。あと50kmだ。

前半で渡った手取川を渡り返し、北陸線、小舞子駅。道に間違いないかキューシートで確認、このまま進め!

しばらく進むと、左手には小松飛行場。真っ暗で入り口すらわからなかった。片山津ゴルフ場もあったみたい。ほぼ、真っ直ぐの田舎の直線道路を一人旅。木津サイのナイトライドで慣れているけど、ぼっちはさびしいよね。

いよいよ、最後のヒルクライム。295km地点。北潟湖の東側をゆっくりと上ります。そして、真っ暗なY字路の分岐。丸岡200でも初回は間違えてまっすぐに行ってしまいました。

自動販売機とゼブラゾーンを目印に、ここでコーラの350mlで補給、生き返った。

残りは10kmちょっと。かつて知ったる道、ほぼ道なりですが十日交差点を直進、竹田川を越えての左折を間違えないように。
このあとは、ほぼ、道なりにズイズイと進みます。

北陸本線を越える高架橋を迂回してラストスパート。

丸岡200のゴールのファミリーマートを通過して、丸岡城方面に右折、スタート地点を通過して、ここから最後の直線が、長かったな。セブンイレブンが見えてきてゴール!!

お一人、先客がおられました。お疲れ様でしたと声をかけてもらいました。

最後の買い物、ビールでも買ったろかと思いましたが、カフェオレにしておきました。
制限時間内にゴールできました。



バイクタイム15:27:53
停止時間3:28:02
距離313.86 km
平均スピード時速 20.30 km
最高スピード時速 66.84 km
登り2051
降り2095
カロリー12266
平均心拍数133 bpm
最高心拍数161 bpm
平均ペダルペース54 rpm
最高ペダルペース120 rpm
バイクグランプリ700-25
温度18°C
湿度60%
風速24 km/時 SSW
100kmごとに休憩(停止時間を1時間)、走行の平均は20km/hを目標としていました。
15時間30分のライド。休憩は30分オーバですが、初挑戦の300kmにしては、良かったかな。

残念なのは、
千里浜の夕日は見えず(曇りなので、間に合っても見えなかったかな・・・)
グルベはできずに全てがコンビニ。

ご当地おにぎり、売って欲しいです。


運営してくださったスタッフのみなさま、しんどいときに後ろで走っても文句を言わなかったご夫婦ランドヌール様、坂で追い越しざまに、頑張ってと声をかけてくださったブルベ参加者に感謝いたします。ありがとうございました。


にほんブログ村 自転車ブログ クロモリロードへ にほんブログ村 自転車ブログ 自転車走行日記へ


0 件のコメント:

コメントを投稿